本文の中に登場するのはすべて実在のケースです。
ただし、守秘義務の関係から人物・社名等は匿名としています。
また、金額・業種等本人の特定につながり易いものについては、
趣旨を逸脱しない範囲で変えてあります。
あらかじめご了承下さい。

2009年06月20日

確認する事

担当先のAホテルから稼働率の報告をしていただいた。
定期的に業績を報告していただいているのだ。
インフルエンザ騒動や企業の経費削減による出張客の減少でここのところ業績はますます厳しい。

いただいた稼働率の推移をつらつらと眺めていたところ、おや?っと気がついた。
過去からの推移の一覧表タイプなのであるが、過去のある時期の数字が違うのである。
同じ時期の数字であるにもかかわらず、昨年いただいた表と今回いただいた表では数字が違う。
単なるミスなのであろうか、それとも・・・

さっそく、経理部長に質問してみる。
「調べて回答する」と言ったきり、なかなか電話がかかって来ない。
ようやくかかってきたが、曰く地域で加盟しているホテル協会に毎月稼働率を報告しているが、そちらは他のホテルの目もあるため「数字を押さえて」報告しているそうなのである。
我々に寄こしたのは実数である、と。

ふぅ〜んと聞き置く。
だがよくよく比較するとこれが正確なものと教えられた表といわゆる「報告用」とを比較してみると「報告用」の方が数字が大きい。
「数字を押さえて報告」しているのなら、小さいはずである。

こうした事は稼働率に限らずよくある事である。
これが意図的な粉飾なのかどうかの確認はしていない。
その必要もないからである。
ただ、こういう事があると他のもっと重要な資料もそうした「修正」の可能性もあると考えないといけなくなる。
それがわかっただけでも幸いである。

必要な時は納得がいくまで確認する事にしている。
過去にも金融機関別に決算書を作成していた例もあったし、従業員の数をごまかしていたケースもある。
大切なのはこちらが安易な説明で納得せずに、相手の実態をきちんと掴むようにすることだと考えている。
「相手の説明を鵜呑みにせず、必要な事は都度確認を取る」
これが身についた習性である。



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posted by Master-hiro at 21:57 | Comment(4) | TrackBack(0) | 交渉記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
面白いもので、点の嘘はばれなくても、
線や面の嘘は必ずばれるんですよね・・・。

いつも思うのですが、
誠意を持って債権者に応対すれば、決して
債権者だって悪いようにはしないのに。
債務者って姑息な手段を使いたがる。

だからいつまでも債務者のままなんだ
と、気付いて欲しいですね。
Posted by kilin at 2009年06月22日 12:54
kilinさん

コメントありがとうございます。

「誠意を持って債権者に応対すれば、決して
債権者だって悪いようにはしないのに。
債務者って姑息な手段を使いたがる。」

そうですね、私はいつもそう思っています。
ですが、必ずしもそういう人ばかりでないので、「そうすべきだ」と声を大にして言えないのも事実です・・・

難しいです・・・
Posted by Master Hiro at 2009年06月23日 00:45
>「誠意を持って債権者に応対すれば、
>決して債権者だって悪いようには
>しないのに。債務者って姑息な手段を
>使いたがる。」

ご存知ない方も居られるかと思うのですが、債権者と債務者を入れ替えても成り立つと思います。

法務大臣の認可を受けているサービザーでも、債務を負わない親族に立替払いを要求する担当者もいるのですよ。最近ではサラ金でもめったにやらない取立てです。

債権者といっても良識ある誠実な
Hiro様のような方ばかりではないのです。また、金貸した債権者ばかりが偉い訳では無いと思うのですが。
債権者も利息で儲けているのですから。
Posted by hori at 2009年06月23日 05:03
horiさん

コメントありがとうございます。

債務者もいろいろ、債権者もいろいろです。
いろいろな人がいます。
人間ですから当然といえば当然です。

その中にあって「自分はこうありたい」という理想がありますので、私はそういう姿を目指していきたいと思います。
Posted by Master Hiro at 2009年06月25日 00:20
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